ヽ(`Д´)ノ


by raa511

1.0と2.0の循環

ブックマーク。先日、Kさんがmixiで言っていたことに近い記事。

CGMと既存メディアの“マッシュアップ”
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/01/news011.html

私見も織り交ぜてまとめると、

  1. 真に2.0がもたらすものは、一次コンテンツ(1.0時代からのプロや2.0時代に生まれたスーパーアマチュアが生み出すもの)の新種の編集機能。さらに一部の2.0のアウトプットは1.0メディアにフィードバックされる。この循環によって生み出される新しい付加価値がポイント。2.0内で自己完結的にグルグル回る部分(ピュア2.0)も成長するが、1.0と2.0間の循環パターンほどには(経済的には)大きくならない。

  2. TV、新聞など1.0メディアの生態系(雇用も含めた産業)がなくなるわけではなく、編集権の一部(例えば一面記事や番組編成によって人々が何を「知るべきか」を決めたり、事実から導きだされる「解釈」を決める)が急速に失われていく、ということ。一部とはいえ、1.0メディアのこれまでの経済的権益、影響力が縮小に転じることは、特に当事者にとってはおおごと。

  3. 1.0メディアとしてこれからの世界で影響力を確保するためには2.0生態系で利用しやすいようにコンテンツを再加工して配布したほうが得策。かつてのAmazonの変身(アフィリエイトサイトを通した商品データの配布&オープン化)にも重なる部分。

ここでふと連想したのが、金融革命におけるデリバティブやマルチプル経済。実際の元手の何倍もの取引が行われるというやつ。2.0は言わばメディアのデリバティブ化なのかもね。
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by raa511 | 2006-08-01 17:41 | ITトレンド